私たちについて

Underyの誕生

 Undery(アンダリー)は、女性水泳コーチがもっと女性に水泳を楽しんでほしいという思いから創立しました。
 私達日本の学校では「水泳の授業」があります。全てのお子さんに、等しく水泳の機会が与えられる素晴らしい授業だとは思うのですが。にしては、女性の生理への配慮があまりにも足りないと感じました。

 

「生理になると水泳が出来なくなる」
「生理で授業を休むと、揶揄われた」
「またか。と言われた」
「垂れてきた血を見て、嫌な顔をされた」
「タンポンを使っても、水着が汚れる」

 

水泳×生理と言えば、こんな声ばかり。

 もちろん生理痛が重い人は、他の体調不良と同じように、休むべきです。しかし、水泳が好きな方、泳ぎたい方までが月に1回の「普通のこと」である生理で渋々休んでいる、という声もある事を知りました。しかも、補講もあるとか…?
 
 それは学校水泳だけでなく、スイミングスクールでも同様です。スクールでの練習は殆どが週に1回。月に1回の生理だと、4回に1回は休む計算になってしまいます。4分の3も、練習が止まるなんて!

 

「生理中だけど、水に入ってもいいですか?」

 

よく聞かれる質問ですが、

 

 「水に入る事自体は問題ないよ。ただ、泳いでいる間は、水圧でドバッと出る事は殆どないけど、反動からか、水から上がった後に出てくる事がある。練習後は、すぐに更衣室に行くんだよ。その時は色の濃いタオルで隠してね。」 

 

こんなアドバイスしか出来ないのです。

 その結果、血が足に垂れてしまったり、水着が汚れたり、タオルに色が付いたりタンポン・経血カップは小中学生には、傷付いてしまう子もいるので進めてません。

 

 今は色々な生理用品があり、日常生活での経血は完璧といえるほどカバーできています。

 そんな子達に、ちょっとくらい出ても大丈夫なんて、中々言えません。

 

 生理だけなら大丈夫
水泳だけなら大丈夫

 

 でも、生理×水泳になると嫌になる。

 そんな女性達の役に立ちたい。

 

Underyは、そんな思いで

『水泳用サニタリーショーツ』 

を作りました。

 

 このショーツの目的はただ一つ。

 「水から上がった時の経血を抑える」

 目的を最小限にする事でコストを抑え、なるべく低価格を意識しています。

 

 指導者や周りが理解し配慮すべきという声。もちろんその通りです。生理は恥ずかしくない、と認識を変えたいです。しかし、それには時間がかかります。今悩んでいる子、困っている子は救えないんです。なので、まずは今出来る事から。そう思ったので、今出来る事を始めました。 

 

「血が垂れないように」

「水着・タオルが汚れないように」 

 

このショーツを用意したんです。

 

ブランド名への思い

水泳用語で、「Under Water」という言葉を知っていますか?

 答えは「潜水練習」のこと。このショーツの話をする事は、全然恥ずかしい事じゃない、練習内容について話すように話題にしてほしい。

 

 そんな気持ちで 

Under(アンダー)から

Undery(アンダリー)

が生まれました。

 

 

女性水泳コーチが考えた

『水泳用サニタリーショーツ』